1.校長に申し出→教育委員会に推薦状を書いてもらう。

 
私の場合は、去年の冬から希望を申し出ていたため、新学期の人事も考慮してくれた。日本人学校経験者の校長だったため、全面的に応援してくれ、大きな支えになった。 
                                
流れはJICAHP参照。
 現職教員特別参加制度とは?

案内が来ていても回覧されずに気づいたら締め切りが過ぎていたり、ギリギリに申し出て校長からの許可が下りない場合もあるので(他校の友達談)、早めに希望を申し出た上、案内が来るのを積極的に待ちかまえた方がよさげ。


2.教育委員会で面接

 
私の所属する教育委員会では今年から面接が導入された(去年までは書類選考のみ)。
5月中旬に教育委員会で20分程の個人面接。2カ所の別室で面接のため、同じ時間の受験者一人にだけ待合室で会う。4回目の受験らしく、
ほとんどは健康診断で引っかかっているらしい;;。受ければ受かると思っていただけに、びびる。係のお兄さんに図々しく「何人くらい受験しているんですか?」とリストをのぞき込むも、見せてもらえない上に教えてもらえなかった;;でも10人くらいいたような感じだった。

 面接では2人の面接官に、動機やいじわるな質問(障害児教育に携わることで自分が健常者であることへの優越感に浸っていないか・そんなに途上国が好きなら移住は考えたことはないのか・自分の仕事をしている上での欠点などなど)、受験に対して自分の親の反応など結構いろいろ聞かれたた。障害児教育に携わることで自分が健常者であることへの優越感に浸っていないかの質問にはびっくりした;;(面接官のおじさんが自分自身思ってしまうらしいとのことだったけど;;)
頭が真っ白になった後、日常考えていることがよみがえり、そうは思っていないことをしっかりと答えることができた。(このとき合格を確信♪) ただ、アピールしたいあまり、毎回かなり蛇足アピールネタをつけて答えていたため、落ちるとしたら喋りすぎが原因だろうとちょっと後悔。
 その後結果が気になって落ち着かない2週間強の日々が
始まる;;。



3.文科省による書類選考→合格→大変な健康診断

 6月上旬に待ちに待った結果が職場に来て、ほっと一息。6月20日必着の健康診断のため、創立記念日に近くの総合病院に受けに行く。ところがその頃、仕事のストレスで体調がめちゃくちゃに悪く、通院中で、総合病院の受付のお兄さんに相談したら、
数値にでることもあるだろうから確実に治してから来た方が絶対にいいとのアドバイスをもらう。で、リミットギリギリまで待ち、調子が良くなってきたところで(完治まで行かなかったのが心残り)、朝から年休を取って近くの総合病院に受けに行く。この病院、お土地柄か?お年寄り率90%の上、在日韓国人、中国人が半分近く。そしてめちゃ混み。ここはどこ!?的な不思議な気分に駆られつつ、忙しさで気が狂いそうになっている看護婦さんを観察しつつ、イライラする気持ちをぐっと抑えて待った。かなり細かい検査で、特に血液検査が厳しいらしく、1ヶ月前から、ヘモグロビンを飲み、不摂生をしないように心がけたんだけど、その成果やいやに!?内科の問診は結果が出た後らしく、1週間後にまた来るよう言われる。

 1週間後、受付終了時間ギリギリめがけて、5時間目の途中で抜け、大急ぎで向かう。問診を受けたあと、検査の結果がまだ一つ出ていないとのことで2時間近く待たされる。その挙げ句、「申し訳ないんだけど、血液検査で調べてないものがあったの。お金は取らないから、もう一度採血してくれる?」とのこと;;;「もう締め切りギリギリだし、今日みたいに仕事を抜けて来ることはできないんだけど;;」と言うと、「明日までに結果は絶対に出すし、診断書は守衛さんに預けておくから、夜でも構わない」とのこと。
 結局翌日も仕事が終わった足で病院に行き、受け取る。

これで落ちたら、ホント切れるぞ〜と思う。もう間違ってもあの病院は行かないぞ。

協力隊の健康診断はかなり細かく、病院側も慣れていないため、こちらも検査内容を確認して、抜けがないようにしないと大変なことになる。事前にすべての検査に対応できる病院を調べておくことも大切。
時間の余裕はホント、必要。




                        

現職教員特別参加制度での一次選考